セミリタイアしてからの生活は、自由な時間が多くなるというメリットはある反面、普通の生活とは違うデメリットもあります。
そんなデメリットを減らすために、セミリタイア前にしておくべきと感じたことをまとめてみました。
クレジットカードの作成
セミリタイアして仕事を辞めたら、クレジットカードを新規で作るのは難しくなります。
もちろん、クレジットカードを持たずとも生活することは出来ますが、インターネット通販や様々な支払い時にクレジットカードがあると便利であることは事実です。
クレジットカードは2枚以上作るのがオススメ
私がセミリタイアして、少し後悔しているのはクレジットカードを1枚しか作成していなかった事です。
もちろん、1枚あるだけでも便利ですが、個人的には3枚程度作って用途によって使い分ければ良かったと思っています。
自分の経済圏のカードを作ろう
使ってないサービスを提供している会社のクレジットカードを持つ意味はありません。クレジットカードを作るなら、自分の経済圏にある会社のカードを作りましょう。
良く利用するサービスで言えば、イオンや楽天などのカードは年会費もかからないので持っていて損はないと思います。
住宅ローンを組む
住宅ローンについては、いくつかの記事でも話していますがセミリタイアしてから組むのはデメリットが大きいと言えます。そもそも住宅ローンを組むことすら難しいでしょう。
正社員で働いているという信用を活かして、低い金利で住宅ローンを組むのがオススメです。
高額の住宅ローンは避けよう
ただし、住宅ローンを組むことでデメリットも生じます。
住宅ローンは自分が住むことを前提とした超低金利のローンです。そのため、セミリタイアして色々な地域に移住したいのであれば、高額のローンを長期で組むのはオススメしません。
新築で良い家を買いたい気持ちがあるなら、ローンを完済するまで引っ越ししないつもりでローンを組みましょう。
手に職をつける
セミリタイアして最も大きなリスクは、再就職するのが難しいということです。
10年間セミリタイアをしたとして、その後再び普通の生活に戻るとすれば、良い条件で再就職するのは難しいでしょう。場合によっては、再就職せずに自分で起業したり個人事業主として働く場合もあります。
自分の意思に関わらず、景気や環境の変化によってセミリタイアを断念せざるを得ない状況も十分に考えられますから、手に職をつけることはリスクヘッジの観点から非常に重要です。
手に職をつけて戻る場所を確保しよう
そのための手段として、セミリタイア前に手に職をつけることをオススメします。
資格を取ったり技術が必要な仕事の経験を積むことで、社会復帰もスムーズに果たせます。
私の場合は、住宅の内装を手掛ける技術を身に着けているので、もしセミリタイア生活を辞める場合にも自分で仕事をすることが出来ます。また、現在のセミリタイアの仕事としても月に数日程度ですが、内装の仕事を手掛けています。
交際相手との意思疎通
セミリタイア生活を一人で過ごす予定なら構いませんが、もし交際相手がいて結婚も考えているなら、相手との話し合いは必要です。
セミリタイアという生き方は、まだまだマイノリティです。そのため、1度や2度話した程度では理解されない可能性が高いでしょう。
数カ月や数年かけて交際相手と相談しつつ、自分がどのようにセミリタイアで人生設計をしているかを伝える必要があるでしょう。
どうしても理解されなかったら
ただ、相談したからと言って確実に理解してもらえるわけではないでしょう。
その時は交際相手との未来を取るか、セミリタイアを取るかの選択に迫られます。どちらが、自分にとって優先すべきかも予め考えておくのが良いでしょう。
自分にとっても相手にとっても、時間は貴重なものです。もし、全く理解されないのであれば、少しでも早い段階でセミリタイアを諦めるか、交際相手との関係を終わらせるかを選択することも大切だと思います。
株式投資を3年経験する
私は株式投資の資産運用でセミリタイアを実現しています。そのため、ポジショントークにもなりますが、セミリタイアする前には3年間は株式投資を経験するのが良いと思っています。
投資を経験しなければセミリタイアは難しい
正社員として働き、生活できる収入があるなら必ずしも必要ではありませんが、セミリタイアして不労所得などを収入の基盤にするのであれば、資産運用の知識は欠かせません。
そのため、セミリタイアするなら資産運用の経験を積む必要があります。
中でも、株式投資はインカムゲイン(配当金)の利回りも高く、キャピタルゲイン(株価の変動による利益)もあるために、自由な時間の多いセミリタイアに向いている資産運用法と言えるでしょう。
セミリタイア前から経験を積もう
個人差はありますが、私自身の経験から言えば、最低でも3年は株式投資の経験を積んでからセミリタイアするのがオススメです。
理由としては、良い相場も悪い相場も経験するのには最低でも3年くらいの投資経験が必要になるからです。
良い相場で利益を出せても、悪い相場でも同様の利益が出せるわけではありません。大切なのは良い相場よりも悪い相場で、自分自身がどのような資産運用が出来るのかをしっかりと把握することです。
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