株式投資でセミリタイアするリスクと対策

リスクヘッジ

私は30代前半でセミリタイアして、主に資産運用、つまり投資収益で生活しています。多くの人にとっては、投資でセミリタイアするのはリスクが高いと感じる生き方だと思います。

今回は、そんな投資でセミリタイアするリスクと対策について考えてみます。

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株式投資でセミリタイアとは?

株式投資でセミリタイアするというのは、貯蓄を切り崩すのではなく株で運用してセミリタイアすることを指します。

もし5000万円の貯金があったとして、それを配当利回り5%の株に投資するとすれば、年間で250万円の配当金を受け取ることができ、セミリタイア生活での収入の基盤にすることが出来るでしょう。

株式投資でセミリタイアするメリットは?

この方法でセミリタイアする最大のメリットは、貯蓄を切り崩すセミリタイアよりも少ない資金でセミリタイア出来るという点です。

ただ、貯蓄を切り崩すのではなく、それを運用してお金に働いてもらうことで資産を減らすことなく、むしろ増やしつつセミリタイアすることが出来ます。

私の場合は資産が1000万円前後の時にセミリタイアしました。もちろん、その金額自体は普通に考えれば決して少ないとは言えません。しかし、生涯必要なお金から比べると小さい金額と言えるでしょう。

株式投資でセミリタイアするリスク

株式投資は株価の変動によって、損失を被る可能性も十分にあります。そのため、貯金が5000万円あるからと言って、容易に株式投資の配当金を目当てにセミリタイアしたとしても予想外の株価下落で損失を出し、再び就職活動をするハメになりかねません。

株価下落のリスク

2012年末から始まった株高は、2021年現在では日経平均株価がバブル後最高値を更新するなど絶好調です。

しかし、本来の株式相場というのは8年サイクルで上昇と下落を繰り返すとされています。この8年という数字が正しいかは別にして、上昇一辺倒の相場が永遠に続くわけではありません。

時には数年の、もしかしたら十数年の下落相場が続くかもしれません。

そうなった時に、セミリタイアのために株式市場に投じた資金は大きく目減りする可能性があります。

もし、そうなれば本来は配当金や株価上昇による売買益を見込んでいたものが、全く逆に作用することでセミリタイアを諦めることになるでしょう。

投資で利益を出せないリスク

また、相場が下落していなくても売買が上手くいかずに、思うように利益が出ない可能性もあります。

特にセミリタイア時点の資金が少ないほど、配当金よりも売買益に頼らざるを得ないために、短期的な結果が求められます。

私は1000万円でセミリタイアしたと言いましたが、その時は1年で配当金は20万円程度で売買益で300万円ほど稼いでいました。

もし、この一年間で売買益が100万円もないようであればセミリタイアは出来なかったと思います。

投資でセミリタイアするリスクへの対策は?

では。セミリタイアするのに投資は適さないのでしょうか?私自身は投資という選択肢があったからこそ、少ない資金で30代前半からセミリタイアが可能になりました。

大事なのは、リスクについて対策出来ているかどうかです。

必ず目標を設定しよう

投資でセミリタイアするなら毎月、毎年の収入と支出の内訳を明確にして、投資で必要な利益の目標を設定することが重要です。

例えば、一人暮らししていて月の支出が15万円だとします。また、セミリタイアなので最低限の労働をして月に5万円の給与があるとしましょう。

すると、必要になる残りの収入は月に10万円です。

もし、資金1000万円を全額株に投資して配当利回り5%で運用したとすれば、毎年50万円が受け取れます。ただし、ここから所得税など引かれるので手元には40万円弱が残ります。

これを月で割ると3万円ちょっとにしかなりませんから、資金1000万円で配当金だけでセミリタイアするのは難しいと考えられます。

ですから、やはり売買益を中心に収益プランを考えなければいけません。

月に10万円ですから、1000万円の資金を運用するなら毎月1%の利益の売買益が最低目標値となります。(税金で差し引かれる分は配当金で補うことを考慮します)

ただし、これではギリギリの状況を続けるだけのセミリタイアになりますから運用する資産を増やすためにも、実際には毎月2%程度の利益が求められるでしょう。

これは、私が実行した極めてシビアな投資セミリタイアの始め方です。もし現実的に考えるのでれば資産2,3千万円になるまでは労働収入をメインにした方が精神的には楽だと思います。

投資セミリタイア前に十分な勉強と経験を積もう

投資でセミリタイアしたいなら、セミリタイアの資金を貯める計画と共に投資の勉強と経験を積む必要があります。

投資は初心者がいきなり始めて利益を出し続けられるほど簡単なものではありません。

セミリタイア資金を貯めつつ、それを運用して失敗と成功を繰り返しましょう。もし、毎月2%の利回りを目標に投資をするのであれば、年間で24%の利益が目標になります。

少なくとも3年程度は続けて目標を達成できるくらいのレベルになる必要があるでしょう。

失敗した時に戻る場所は確保する

投資セミリタイアに関わらずですが、失敗した時に戻れる場所は用意しておくのが良いでしょう。

仕事を辞めたからと言って、その会社や関係者と縁を切らずに友好な関係を保ち続けたり、専門的な知識や資格などを取るなどしていれば、社会復帰したくなった時にスムーズに戻ることが出来ます。

私自身は、戻る場所として住宅に関するある技術を身に着けて、今はセミリタイア後の労働として月に2,3日程度働いています。

今後、投資セミリタイアが失敗するとしても、その仕事を本格的に始動することですぐに社会復帰することが出来ます。

投資セミリタイアは決してリスクがないとは言えませんが、対策を練ることで回避できることも多いでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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