私はセミリタイアして生まれ故郷である大阪から和歌山へ移住しました。今回は、その経験を基にセミリタイアで移住することのメリットについて考えてみました。
セミリタイアと移住
セミリタイアとは、生活のために働く時間を最小限にして、より多くの自由な時間を手に入れる生き方です。
一般的には正社員で働くことを辞めて、短時間のアルバイトやフリーランスなどで最低限の仕事をします。
私自身は、株式投資で資産運用することを収入の基盤としてますので、仕事は月に2,3日程度です。
セミリタイアは移住と相性がいい
セミリタイアは労働による制約が少なく、環境に応じて仕事を変えることも可能になるため、移住との相性も抜群です。
セミリタイアして労働収入が月に5万円で生活できる人が、数年くらい別の地域に住みたくなったら、移住先で新しいアルバイト等の仕事を探せばいいだけです。
正社員で職を探すとなると大変ですが、月5万円くらいのアルバイトの求人なら大抵は見つかるでしょう。
移住することで生活に刺激を与える
セミリタイア生活は、有り余る時間を持て余しがちです。そのため、生活が希薄化しやすく、つい怠けがちになります。
移住して知らない土地で新しい生活を始めることで、自身の生活に刺激を与えることが出来ます。
例えば、次のようなことが移住先では考えられます。
- 新しい土地の散策
- 友人を作る行動
- 新しい仕事を探す
- 家をDIYしたり家具のレイアウトを考える
【体験談】大阪から地方都市への移住
ここからは私の移住の体験談です。
最初に書いた通り、私はセミリタイア後に大阪から和歌山へ引っ越しました。といっても、セミリタイアしてすぐに引っ越したわけではなく、セミリタイア後7年が経過していました。
なぜ、そんな中途半端なタイミングで移住を決意したかと言えば、マンション暮らしに飽きて一戸建てに住みたくなったからです。
私の住む大阪の地価は高く、家は中古でも簡単に買えません。しかし、和歌山なら、地価は大阪の数分の一程度、失敗してもリスクは小さくて済みます。
また、以前旅行で訪れた時に環境も気に入っていたので、思い切って移住することにしました。
大都市圏から地方都市への移住はオススメ
私のセミリタイアしてからの移住は正解だったと思っています。正直言えば、もう少し早く移住しておけば良かったと後悔しているくらいです。
大都市圏に住むメリットとしては、鉄道網の発達や商業地域が充実している事が挙げられますが、セミリタイアしている私にとってはあまり大きなメリットではありませんでした。
セミリタイアしたい人はどちらかと言えば、自由な時間をゆっくり過ごしたい傾向にあるのではないでしょうか?
そういう意味では、大都市圏の人口が密集した地域よりは、落ち着いた地方都市を一度は経験してみるのもオススメです。
環境に合わなければ再び移住できる
もし、一度の移住で環境が自分に合わないと感じれば元の地域に戻るか、再び移住して自分が住みたい地域を探すことが出来るのもセミリタイアのメリットだと思います。
何かと刺激の少なくなるセミリタイアですが、移住することで新しい出会いや発見があって面白いのではないでしょうか。
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