投資初心者は楽観的過ぎるので損をする

楽観的

私は、24歳から投資を始めて十数年経った現在では株式投資の収益を中心にセミリタイア生活を送っています。投資中級者になった直近10年間は毎年利益を確保しています。

とはいえ、投資初心者だった2,3年は全く利益が出ず、厳しい投資家人生のスタートを送っていました。

今回は、そんな中級投資家の私が投資初心者だった頃の経験を踏まえて、初心者が投資で損をする理由について解説します。

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なぜ投資初心者は損をする?

株式投資は過半数の個人投資家は損をすると言われる世界です。特に、投資初心者は尚更、投資で利益を出すのは難しいと言えます。

恐らく投資初心者に限って言えば、8~9割の人は投資で損をするのではないかと思います。では、なぜ投資初心者は損はそれほど投資で勝てないのでしょうか?

勝てると思うから投資を始める

投資を始める人は100%、勝てると思うから投資を始めます。損をすると思うのに投資をする意味はありません。

この勝つつもりで投資を始めることが、投資初心者が投資で損をする最大の理由と言えます。

プロアマ混合のレースで初心者は勝てない

投資の世界は機関投資家のようなプロも我々個人投資家のようなアマチュアも同じ市場で売買をしています。言ってみれば、同じサーキットでF1の車と自家用車が競っているようなものです。

そんな中で、自家用車を買ったばかりのペーパードライバーが参加して、簡単に勝てるはずがありません。

楽観的な思考が損失を招く

楽観主義が悪い事とは言いません。しかし、投資初心者が知識も経験もないのに投資で勝てると思うのは過信です。

投資初心者が楽観的思考を抱くことで、次のような問題が浮上します。

楽観すればリスクを軽視する

投資初心者にとって、どんな事が投資リスクであるかわかるはずがありません。

もちろん書籍や雑誌などである程度の勉強はするでしょうが、机上の理論と実際に投資する時の心理状態は全く違うために、教科書通りのリスク管理ができるはずがありません。

ただでさえ、リスクを知らない状態であるにも関わらず、自分は勝てるという漠然とした根拠のない自信はリスク軽視の極めて危険な投資に繋がります。

「最初は利益が出ていたのに、結局損失を出してしまった」というのは、リスク管理が出来ていないからこそ起こります。

リスクを軽視するから過剰投資する

投資初心者は自分がドラマの主人公、または、テレビで取材を受けるほどの有名な個人投資家になったつもりで投資を行います。

その結果として、自分の資産に見合わない額の投資をして予想だにしない株価の推移に、勝手に追い詰められていくのが初心者が負ける典型的なパターンです。

損切り出来ずにナンピンする

自分はそんな投資初心者のような失敗はしないと思っていても、ほとんどの人はそういった失敗をします。

特に多いのは、損切りが出来ずに想定以上にナンピンしてしまうことです。損切り(ロスカット)とは、自分の投資が失敗した時に少ない被害で損失を確定することです。

損切りは投資本などでも最優先で出てくるリスク管理の方法ですが、損失を確定する事を躊躇して損切りできない投資家というのは初心者でなくても多いでしょう。

初心者の楽観的思考では、投資資金が余ってる状態でナンピンを重ね、最初は小さな投資だったはずが結果的に予定外の大きな投資になり損失を拡大してしまう行動になりがちです。

損切りをしないこと、ナンピンをすることは投資する銘柄や資産状況によっては、必ずしも悪い選択肢ではありません。

しかし、経験が浅い投資初心者のうちから、そういった投資を繰り返していてはコントロールを失い、大きな損失を補いきれずに大失敗することになるでしょう。

投資初心者は悲観的くらいが丁度いい

投資初心者の心構えとしては、悲観的と感じるくらいの方が損失を抑え利益に繋げる投資が出来るでしょう。

自分自身が悲観的だと感じるような投資をしていても、実際にはそれくらいが正しいリスク管理です。投資の世界は想像以上に思わぬリスクが潜んでいるからです。

大きな利益を逃すより大きな損失を回避する

楽観的であれば強気に投資して大きな利益を得られる可能性は高くなります。しかし、それと同じく大きな損失を被る可能性も高くなります。

投資で勝ち続けるために必要なのは、大きな利益を得ることよりも大きな損失を回避する能力です。それが無ければ、投資を続けることは出来ません。

投資初心者が損をして投資を諦めるのは、大きな損失を出して挽回できないと悟るからです。そうならないためには、初心者が抱きがちな楽観的な思考を払拭するのが一番大切です。

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