グロース株とバリュー株の違い

業績好調

上場している銘柄はその特徴によって様々な分類がなされています。その一つがグロース株とバリュー株です。

一言で株式投資と言っても、グロース株投資とバリュー株投資では考え方が大きく異なるために、全く違う投資手法が求められます。

今回は、グロース株とバリュー株の違いについて解説し、セミリタイアにはどちらの投資が向いているかを考えます。

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グロース株とは

グロース株は成長株とも言われ、その名の通り業績を大きく伸ばしている株の事を言います。

具体的には、売上高、営業利益、経常利益などの伸びが大きく、今後も成長が見込まれる会社の株がグロース株です。

グロース株は、その特徴から事業が新しく拡大余地の大きいベンチャー企業に多く、東証ではマザーズ市場がその中心になります。

また、グロース株はその成長性から株価指標であるPER、PBR、ROEは高くなる傾向があります。

グロース株のメリット

グロース株は、その成長性から短期間に株価が2倍、3倍になるなど投資家にとって非常に魅力的な株と言えます。

中には数年で10倍になるような株もあり、グロース株で特に衝撃的だったのは、たった1年で株価が100倍になったガンホーでしょう。

そういった株を早い段階で見つけることが出来れば、短期間で億り人になるのも夢ではありません。

グロース株のデメリット

その成長性から短期間の株価の急上昇が見込める半面、成長が投資家の期待に届かないようであれば株価が急落するのもグロース株の特徴です。

一気に株価が半値になることも珍しくなく、常に投資家の期待を超える成長を求められるのもグロース株の定めです。

グロース株の特徴まとめ

株価の変動幅が大きい

短期間で株価が数十倍になることもあれば、数分の一になることもある

PER、PBR、ROEが高い

目安としては次のような株がグロース株

  • PER(株価収益率):数十倍~数百倍
  • PBR(純資産倍率):数倍~数十倍
  • ROE(自己資本利益率):10%以上

新興市場に多い

グロース株は新しいビジネスに見られやすく、若いベンチャー企業に多い。日本で代表的な市場はマザーズ市場。

バリュー株とは

バリュー株は割安株とも言われ、業績や財務状況を考慮した時に株価が安く放置されている株のことを言います。

一言でいえば、「地味な株」です。目新しいビジネスでもなく、業績推移もパッとしない企業の株は、投資家の間で積極的に売買されることもなく、株価は自然に安い水準になっていきます。

バリュー株はグロース株とは逆に、株価指標であるPER、PBR、ROEが低いのが特徴です。

バリュー株のメリット

バリュー株は、地味で不人気な株に多い反面、会社が保有している資産(純資産)よりも株価の方が安いことも珍しくありません。

そのため、大きく赤字さえ出さなければ株価の下落余地も小さいと考えることが出来ます。

また、配当利回りが高いのもバリュー株の特徴で、株価が多少下落しても長期的に配当金を受け取ることで、リスクが小さい投資が可能です。

さらに、普段から不人気で目立たない株であるため、何らかの要因で注目された時は反動も大きく、時にはグロース株を凌ぐ勢いで上昇することもあります。

バリュー株のデメリット

バリュー株は必然的に業績の成長期待の小さい銘柄です。そのため、業種的には斜陽産業であったり、今後は業績が下がるであろうと投資家の多くが考えている株とも言えます。

その予測が正しければ、株価は一度も上昇することなくジリジリと下落していく可能性もあります。

バリュー株の特徴まとめ

株価の下落余地が小さい

業績の成長期待がない分、株価の下落する余地も小さいと言えます。

PER、PBR、ROEが低い

目安としては次のような株がバリュー株

  • PER(株価収益率):十数倍以下
  • PBR(純資産倍率):2倍以下
  • ROE(自己資本利益率):5%以下

長期投資向き

高配当銘柄が多く、値動きも小さいので買って放置する長期投資向き

セミリタイアにはバリュー株投資がオススメ

私自身がバリュー投資家ということもありますが、セミリタイアにはバリュー株投資を主体とした株式投資がオススメです。

理由としては、以下の通りです。

  • 下値余地が小さい
  • 配当利回りが高い
  • 上昇余地もある
  • 変動が小さい

セミリタイアを資産運用をしながら行うためには、リスクを最小限にすることが重要です。

会社員のように生活費を労働収入だけで賄えるわけではないからです。確実に資産を増やして、生活費を確保することがセミリタイアの投資では求められます。

そういう理由から下値余地が小さく、配当もしっかり受け取れ、時には大きく上昇するバリュー株投資はセミリタイアには最適だと考えられます。

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